名瀬有良のタンカン狩りが人気

2020年02月29日

社会・経済 

 いもーれ奄美民泊村のタンカン狩りを楽しむ参加者=2月(提供写真)

いもーれ奄美民泊村のタンカン狩りを楽しむ参加者=2月(提供写真)

 奄美市名瀬有良の宿泊施設「いもーれ奄美民泊村」(久井輝幸オーナー)のタンカン狩り体験が人気を集めている。宿泊施設から少し離れた標高150メートルの高地にある自家栽培のタンカンは今が旬。久井さんは「無農薬で育てているため、見た目はふぞろいだが実に触れて安心して食べられる」とアピールしている。

 

 鈴なりに実る久井さんのタンカンは、糖度平均13%。1回の体験で収穫できるのは5キロで、島外からの参加者は収穫したタンカンをお土産として郵送することも。「自分が収穫したものを送ることで安心感と奄美の思い出を込めることができる」と好評だ。体験中はタンカン食べ放題。島内の参加者も「毎年どこのタンカンを島外に送ろうか迷うが、実際に味見しながら送ることができるから安心」と人気を呼んでいる。

 

 収穫体験は予約制で午前10時からと午後1時半から。1回5千円。タンカンがなくなり次第終了する。電話0997(57)1380いもーれ奄美民泊村。