沖永良部、与論で子牛初競り

2019年01月10日

社会・経済 

沖永良部家畜市場であった2019年子牛初競り=8日、和泊町

沖永良部家畜市場であった2019年子牛初競り=8日、和泊町

 2019年の子牛初競りが与論家畜市場で7日、和泊町の沖永良部家畜市場で8、9の両日、それぞれ行われた。平均価格(税込み)は与論が75万4545円で前回比1万3230円安。沖永良部が76万7578円、前回比は初日が2万5116円安、2日目が2万8798円安だった。

 

 与論は478頭が入場し、415頭(雌179頭、去勢236頭)の取引が成立した。総売上金額3億1314万円。最高価格は124万6320円だった。

 

 沖永良部は2日間で計429頭(雌172頭、去勢257頭)が入場し、全頭を売却。総売上金額3億2929万円。最高価格は120万3120円だった。

 

 沖永良部島のある市場関係者は、「例年1月の初競りは高値が付きやすいため、前回と比べて体重の少ない小ぶりな牛の出頭も多かったことも、平均価格が下落した要因では」と推測した。

 

 大島地区の1月競りは▽徳之島中央10~11日▽瀬戸内、笠利12日▽喜界13日を予定している。