「島の盛り上がり励みに」 明生関、瀬戸内町で語る

「島の子どもたちには相撲を楽しんでほしい」と話す明生関=25日、瀬戸内町役場

「島の子どもたちには相撲を楽しんでほしい」と話す明生関=25日、瀬戸内町役場

 22日に千秋楽を迎えた大相撲9月場所で、一時はトップ争いに名乗りを上げるなど注目を集めた瀬戸内町出身の明生関が25日、瀬戸内町役場を表敬訪問した。報道陣との主なやりとりは次の通り。

 

 ―5月の春場所に並ぶ10勝。率直な感想を

 「10番勝ったのも、5番負けたのも経験だと思うが、悔しいという気持ちが残っている」

 

 ―大きく勝ち越した要因は

 「今までになく、相手に攻められても落ち着いて対応できた。そういう面で、先場所の上位戦が経験になっていると思った」

 

 ―奄美群島全体からの応援に応えたい気持ちはあったか

 「途中ぐらいから、島の人たちが盛り上がっているというのは耳に入っていた。優勝して、みんなを元気づけたい、盛り上げたいと思ったが、まあ結果は出せなかった」

 

 ―優勝を意識したのは

 「優勝というか、優勝争い、トップを1回だけ意識したのが隠岐の海戦(12日目)。自分ではそういうつもりはなかったが、終わった後に自分の相撲を確認したら、足とか全然動いてなかった。そこから3連敗し、自分の優勝はなくなったので、島を盛り上げたいと思ったが、できなかったなあとか思いながら…」

 ―連敗後は吹っ切れたか

 「はい。いい相撲を見せよう、来場所につなげようと思った。最後はレベルも上の相手で、負けてもいいと思い、全力でいけた」

 

 ―場所中、電車通勤が話題になっていたが

 「電車通勤はそろそろやめたい」

 

 ―瀬戸内町の子どもたちに、強くなれるアドバイスを

 「自分もまだまだだと思っているので、そんな上からは言えないが、頑張っていれば絶対いいことがあると信じてやるのが一番だと。自分もそう思いながらやっている。頑張った分だけかえってくる。それしかないと思う」

 

 ―最後に、来場所の抱負を

 「ずっと目標にしていて、今回も取れなかった三賞をまずは取りたい。取るためには相撲内容を充実させ、絶対に勝ち越さないと。そこを目標にまた稽古していきたい」