奄美キャンプ終了 ラミレス監督 目標はおおむね達成 ベイスターズ

2018年11月20日

スポーツ

ランニングに汗を流す選手たち=19日、名瀬運動公園屋内多目的練習場

ランニングに汗を流す選手たち=19日、名瀬運動公園屋内多目的練習場

 プロ野球の横浜DeNAベイスターズは19日、奄美市の名瀬運動公園で行っていた秋季キャンプを終了した。来季の優勝を目指して2日から18日間、「凡事徹底~SOMETHING MUST CHANGE」をスローガンに練習を重ねた。

 

 最終日は屋内多目的練習場で午前9時半から約40分間、ウオーミングアップや軽いランニング、キャッチボールを行った。

 

 練習を終えて集まった選手やスタッフにアレックス・ラミレス監督は「当たり前のことを徹底するとともに何かを変えるというスローガンは全体で60パーセントはできた。このキャンプを各自が振り返り、沖縄キャンプに来てほしい」と総括。キャンプのMVPは飯塚悟史投手と鹿屋中央高出身の戸柱恭孝捕手が選ばれた。

 

 主将の桑原将志外野手が「奄美の皆さんには選手が十分に練習に集中できる環境を提供していただいた。このキャンプで積み上げてきたものを生かして来季は優勝できるように頑張ろう」と呼び掛け、アルバイトやファンへの感謝も込めて一本締めでキャンプを終えた。

 

 ベイスターズの秋季奄美キャンプは2010年に始まり、9回目。アレックス・ラミレス監督や選手、スタッフ約70人が来島した。期間中、野球教室や施設慰問、地元の野球少年らとの食事交流会もあった。