放置すればクロウサギ絶滅

 徳之島や奄美大島のノネコなどによるアマミノクロウサギ捕食状況を語る山田文雄森林総合研究所特任研究員(左から2人目)=1日、一橋大学一橋講堂

徳之島や奄美大島のノネコなどによるアマミノクロウサギ捕食状況を語る山田文雄森林総合研究所特任研究員(左から2人目)=1日、一橋大学一橋講堂

 「希少種とノネコ・ノラネコシンポジウム」(環境省主催)がこのほど、東京・千代田区の一橋大学講堂であった。基調講演した独立行政法人・森林総合研究所の山田文雄特任研究員は「現状のままノネコ・ノラネコを放置すれば、徳之島のアマミノクロウサギはあと3年(試算)で絶滅する。感染症・トキソプラズマの感染源ともなっている。早急な対策を講じてほしい」と警鐘を鳴らした。法的対策措置が講じられなかった2015年までの10年間を「空白の10年間」と位置付け、ノネコ・ノラネコ対策への認識が薄かった環境省などに反省を求めた。