沖防波堤も台風被害 名瀬港
2018年10月04日
地域
名瀬港の沖防波堤が台風24号通過による高波などの影響で壊されていたことが3日までに分かった。管理する国土交通省九州整備局鹿児島港湾・空港整備事務所名瀬港出張所は「台風25号の通過を待って本格的に調査し、復旧工事など今後の対応を決めたい」としている。
同出張所の束野忠伸所長によると、台風が奄美大島を通過した9月30日午前に沖防波堤への被害を確認。全長700メートルの沖防波堤には、ケーソン41基が設置されているが、うち7基が動いたり沈んだりしていた。ケーソンは大きなもので、1基約4千トンの重さがあるという。
奄美地方北部には当時、最大13メートルの高波情報が出ていた。