三京川で水生生物観察会 天城町
2018年07月19日
天城町教育委員会主催の水生生物観察会が18日、同町の三京川であった。西阿木名小学校三京分校の児童と三京集落住民ら約20人が参加。川に生息する小魚やエビなどを観察し、自然の豊かさを体感した。
徳之島ダム設置後の上流域の生態系モニタリングも目的。参加者はルリボウズハゼやテナガエビのほか、絶滅の恐れのあるキバラヨシノボリを観察し、水生動物の生態に理解を深めた。
三京分校6年の嶺山結さんは「去年定置網にかかった外来のアメリカザリガニが今回はいなかったのでよかった」、2年の三島優結さんは「魚がいっぱい見られてうれしかった」と笑みを浮かべていた。