与論町立長のため池で5日夕、長さ1・3㍍、体重8・5㌔の大ウナギが捕獲され、話題となっている=写真。
ため池は改装工事のため、水を抜く作業を進めていた。水深1㍍ほどになったころ、バシャバシャッと飛び上がるウナギを、近くで喫茶店を営む関口謹治さん(77)が発見。それを食べようと駆け付けた大人5人がかりで捕獲した。
しかし考えれば考えるほど、「海とも川ともつながっていないため池にどうやって入ったのか」と謎は深まるばかり。関口さんは「ため池の主かもしれない。これは食べない方がいい。罰が当たる」と畏れ、命尽きるまで水槽で大事に飼うことに決めた。