島の豊かな自然守ろう
2015年02月15日
徳之島北部の天城岳(標高533㍍)の林道で14日、地域住民ら約110人が参加したボランティア清掃が行われた。参加者らは林道沿いのごみの回収とともに、要注意外来生物アメリカハマグルマの駆除作業やアマミノクロウサギの生息調査などを行い、島の豊かな自然と環境保全の大切さを再認識した。
天城岳は徳之島の最高峰・井之川岳(標高644・8㍍)に次いで2番目に高く、国の特別天然記念物アマミノクロウサギをはじめ、希少な動植物が生息、生育している。
清掃活動は奄美群島の国立公園指定や世界自然遺産登録を視野に、地域住民への環境保護意識の啓発を図ろうと、地元のNPO法人徳之島虹の会と三井製糖㈱(本社・東京都)が主催した。