雄株にパパイアの実 奄美市名瀬
2018年09月14日
奄美市立名瀬小学校で雄株とみられるパパイヤに実が付き、近隣住民の間で話題になっている。高さ約3・5メートルの木から、10~20センチの実が30個ほどぶら下がっている。専門家も「まれなこと」と驚く。
県農業開発総合センター大島支場によると、パパイヤは雌株と両性株が実を付けるが、雄株は一般的に実を付けない。まれに、温度など環境条件の影響で実を付けることはあるが、はっきりとした理由は分からないという。
同校敷地の南端に生えており、道路向かいで花屋を営む女性(77)は「何年も前からある木だが、実が付くのは初めて見た」。徳田賢一教頭(49)は「授業の一環で児童にも見せようかな」。