3機関が夜間合同パトロール 奄美大島
2019年10月20日
奄美大島で希少な動植物の盗掘や盗採が相次いでいることを受けて、環境省と島内5市町村でつくる奄美大島自然保護協議会は15日、夜間合同パトロールを行った。今後も継続して監視を強化する。
同日のパトロールは村側と環境省、瀬戸内署から6人が参加。約2時間半かけて宇検村の林道などを巡回した。不審な車両や昆虫トラップは確認されなかった。
同省奄美群島国立公園管理事務所の千葉康人世界自然遺産調整専門官は「季節は秋に入ったが生き物がアクティブな時期でもあるので今後も警察に協力してもらいパトロールや普及啓発を継続的に行って関係者一丸となって監視の目を強化していきたい」と話した。