「貴婦人」優雅に舞う  喜界町のオオゴマダラ

2021年06月15日

 

その優雅な姿から「南の島の貴婦人」とも称されるオオゴマダラ=10日、喜界町の蝶道沿い

「南の島の貴婦人」と称される日本最大級のチョウ「オオゴマダラ」が喜界島の至る所で自由かつ優雅に舞っている。

 

 白地の羽根に黒のまだら模様が美しい。羽根を広げると15㌢ほどの大きさがあり、遠くからでも識別できる。

 

 喜界町は1989年に保護条例を制定。公園などに食草のホウライカガミを植えるなどして保護している。

 

 島内各地でほぼ一年中観察できるが、この時期はアサギマダラなども多く飛来。百之台国立公園展望台近くの「蝶道」などでは、たくさんのチョウが飛び交う様子が見られる。