「奄美を写す写真展」始まる 自然、文化など自由に表現 県奄美パーク・田中一村記念美術館

2025年01月12日

芸能・文化

140点の作品が並ぶ「第3回奄美を写す写真展」=11日、奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館

全国公募展「第3回奄美を写す写真展」が11日、奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館企画展示室で始まった。自然や文化、風物など、それぞれの感性で自由に表現された「奄美」の写真140点を展示している。観覧無料。2月2日まで。

 

同展は、世界自然遺産に登録された美しい自然や独特の地域文化などに囲まれた「奄美」がテーマ。全国の写真愛好家から作品を募集し、島の文化振興と観光発展に寄与することを目的としている。スマートフォンでの撮影や画像の加工を認めていることが特徴。

 

今年は県内外の125人から計280点が寄せられ、入賞10点、入選130点を選出した。会場には身近な動植物や鮮やかな風景、伝統行事や日常生活の一場面を切り取ったものなど多彩な作品が並ぶ。

 

来場者は友人や家族らと作品の感想を語り合いながら鑑賞を楽しんでいた。

 

写真展は午前9時~午後6時(最終入館は5時半)。1月15日は休館。問い合わせは電話0997(55)2635田中一村記念美術館へ。