世界的学会で研究報告/先史時代の奄美、島嶼研・高宮教授
2016年09月29日
芸能・文化
鹿児島大学国際島嶼(とうしょ)教育研究センター奄美分室(奄美市名瀬)の高宮広土教授(57)=先史人類学=が28日、同市の県大島支庁で会見し、第8回世界考古学会議(WAC―8)で先史時代の奄美・沖縄(琉球列島)に関する研究発表を行ったと報告した。高宮教授は、「世界的な考古学会で奄美が取り上げられるのは初めてで、海外の研究者も興味を示した。世界に通用する豊富なデータをさらに世界に発信する必要がある」などと語った。