大賞に嶋田敏夫さん(京都府) 入賞・入選60作品決まる 奄美を描く美術展
2022年10月14日
芸能・文化
第21回奄美を描く美術展(同実行委員会主催)の審査結果が11日に公表された。審査会は奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館で3日に実施。富山大学芸術文化部の安達博文名誉教授が審査委員長を務め、入賞12、入選48の計60作品を決めた。大賞には京都府在住の嶋田敏夫さんの水彩画「継承のカタチ①」が選ばれた。
同美術展は全国の美術愛好家から優れた作品を募集し、奄美の文化振興や観光の発展に役立てようと毎年開催。今年は群島内外から103点の作品が寄せられた。安達教授は「さまざまな視点や切り口から描かれた素晴らしい作品が集まった。どの作品にもそれぞれの良さがあった」と講評した。
作品展は23日から11月20日にかけて、同美術館企画展示室で開催。入賞・入選作品を展示する。入場無料。授賞式は29日に同会場で行う。巡回展は12月3~11日、奄美市名瀬の市民交流センターで予定している。
入賞・入選者は後日掲載。