奄美を隣に感じる曲 「なつかしゃや」国内外で披露 歌手の多田さん
2018年12月10日
芸能・文化
楽曲「なつかしゃや」(日本クラウン)を今夏リリースした歌手の多田周子さんが、奄美のPRに力を入れている。自身は兵庫県出身だが、2015年に訪れた奄美大島での出会いから同曲を作曲。以来、国内外で披露している。多田さんは「たくさんの縁がつながり、体験と感動から生まれた作品。奄美をすぐ隣に感じる」と話す。
多田さんは15年にメジャーデビュー。心の古里を表現した「なつかしゃや」は今年7月に発売した。関東や関西の学校慰問、韓国公演などで披露してきたほか、ライブでは楽曲に登場する島野菜を使った料理も提供している。
また、売り上げランキング集計サービス「サウンドスキャンジャパン」演歌・歌謡曲部門では、発売から4カ月後の11月の週間ヒットチャートで79位に再ランクインした。
多田さんは「奄美を知らない人たちが公演で(サビの)『なつかしゃや』を合唱してくれる。歌の持つ力を実感した。来年は奄美ツアーを計画。童謡コンサートもやりたい」と意欲を語った。