朝崎さんら市長表敬 きょう「ヒギャ唄の夕べ」 奄美市

2020年01月25日

芸能・文化

朝山市長を表敬訪問した朝崎さん(左)=24日、奄美市役所

朝山市長を表敬訪問した朝崎さん(左)=24日、奄美市役所

 瀬戸内町加計呂麻島出身の唄者、朝崎郁恵さん(84)らが出演する「未来へつなぐヒギャ唄の夕べ」(奄美市、同市教育委員会主催)が25日、同市名瀬の奄美文化センターである。公演を前に朝崎さんは24日、奄美市役所を表敬訪問し「島唄は私の命と思っている。若い人たちにも歌い広げていきたい」などと語った。

 

 訪問には喜界島3世の歌手タナカアツシさんやジャンベ奏者の奈良大介さんらが同行した。朝山毅市長と東美佐夫副市長、要田憲雄教育長らが応対し、朝山市長は「市や教育委員会で島唄や方言、八月踊りを文化として残そうと努めている」と話した。

 

 公演は同市自主文化事業で伝統文化の振興が目的。①伝統芸能(島唄、唄あしび)②奄美新民謡③ヒギャ唄の世界│の3部構成。前山真吾さん、川畑さおりさん、カサン唄の中村瑞希さんら唄者に加え、久永美智子さん、泉清次さんら新民謡歌手、八月踊りで大熊町内会も出演する。

 

 午後3時開演。入場料は当日1200円。高校生以下は無料。問い合わせ先は電話0997(53)2202アーマイナープロジェクト。