本番に向け最終合同練習 「島の遺産を後世に引き継ぐ」 ベルスーズ奄美
2018年11月14日
芸能・文化
奄美の島唄をクラシックにアレンジした「ベルスーズ奄美(奄美の子守唄)」の公演に向けた混成合唱団の最終合同練習が11日、奄美市名瀬の奄美文化センター音楽専用室であった。団員ら95人が参加。同センターでの18日の本番に向け、熱の入った練習が行われた。
公演は18年ぶり。合唱団には奄美市と宇検村、龍郷町から113人が集まり、各地区で練習を重ねてきた。合同練習は3回目。
この日はストレッチと発声練習で体を解し、一曲一曲の音程やリズムを入念に確認しながら歌い進めた。室内に響き渡る美しい島唄のコーラスに涙ぐむ人の姿も見られた。
山元孝子実行委員長は「本番に向け熱が上がってきたのを感じる。とてもいいコーラスで島の懐かしい気持ちを伝えられると思う」と話していた。
合唱団は16日、オーケストラとの合同練習を行い、17日はステージでリハーサルを予定している。
ベルスーズ奄美は宇検村阿室出身の音楽家・山畑馨さん作曲。全7曲で構成される。
当日は午後1時開場、2時開演。入場料は指定席が前売り3500円で当日4千円、自由席は前売り2500円、当日3千円。高校生以下は自由席のみ前売り1500円、当日2千円。チケットは島内の各プレイガイドで発売。インターネットでも購入できる。問い合わせは電話0997(58)8702ベルスーズ奄美2018実行委員会事務局(奄美メディアステーション内)。