村松健さん新作「みずのしま」発売 奄美市在住、自然や暮らし詩的に
2019年07月03日
芸能・文化
奄美市名瀬のピアニスト村松健さんの新しいアルバム「みずのしま」が1日、発売された。年平均約3000㍉の雨が降る奄美大島の自然と島の日常の暮らしを詩的に奏でる。
島暮らし17年目。地域の人々と触れ合いながら全国各地でコンサートなどを開く。スタジオも島に開設し、曲作り。移住して手掛けた作品は今回で10作目。デビューからの分を含めると40枚余。
タイトルの「みずのしま」について村松さんは「この島はいつどこにいても『みず』の動くのを覚える。大いなる水の循環のうちに暮らせば、肌はもちろん心までもが潤う。日頃の不安は浄化されて、みずみずしくなる」と述べる。8月25日には瀬戸内町の油井展望台でコンサートを計画している。
「雨あがりのくに」「ネリヤの花園」「ここで暮らす」など10曲入り、2500円(税別)。コンサート会場などで発売する特別盤は3000円(同)。TSUTAYA名瀬店、奄美パーク、奄美空港売店、黒潮の森マングローブパークなどで発売。