歌自慢が次々熱唱 キットハレ芸能祭 奄美パーク
2022年04月26日
芸能・文化
龍郷町懐メロ同好会(重原義和会長)主催の「キットハレ芸能祭」が24日、奄美市笠利町の県奄美パークであった。歌自慢の会員12人が出演。懐かしい昭和歌謡を熱唱してファンを楽しませた。
キットハレ芸能祭は今回で10回目。2010年の奄美豪雨の後「あしたはきっと晴れる」の願いを込めて始まった。
イベントは3部構成で行われ、1部と3部は懐メロ、2部は日舞とフラダンス。1部は出演者全員で「名瀬セレナーデ」を歌って幕を開けた。歌い手たちはバンドの生演奏で「函館の女」や「東京のバスガール」など、昭和歌謡の名曲を次々と歌い上げた。
2部は紫乃華舞舞踊教室(日舞)とフラカオスタジオ(フラダンス)が友情出演し、舞台に花を添えた。会場を訪れたファンは、ハンカチを振ったり指笛を鳴らしたりしてステージを楽しんだ。
奄美市名瀬の60代女性は「歌い手のファンになり、毎回来ている。新型コロナウイルスの影響でイベントが少なくなっていたので、楽しみにしてきた」、80代の夫婦は「心が癒やされた。楽しくて最高の気分」と話した。