県内全小学校に西郷本寄贈=KADOKAWA

2018年01月24日

芸能・文化

 

授業で西郷隆盛の功績を学ぶ児童=23日、鹿児島市の鹿児島大学付属小学校と県内全小学校に寄贈された西郷隆盛の関連本

授業で西郷隆盛の功績を学ぶ児童=23日、鹿児島市の鹿児島大学付属小学校と県内全小学校に寄贈された西郷隆盛の関連本

新暦で西郷隆盛の誕生日に当たる23日、株式会社KADOKAWA(角川、本社東京都)は西郷の半生を描いた関連本2冊を県内全ての小学校517校に寄贈した。NHK大河ドラマの放送で関心が高まる中、同社宣伝局は「鹿児島の子どもたちが西郷の人物像や歴史への理解を深める一助になればうれしい」としている。

 

  寄贈したのは林真理子さんが手掛けた大河ドラマの原作小説「西郷どん」の文庫版(定価680円)と、「まんが人物伝 西郷隆盛」(同850円)。幕末から明治の時代を駆け抜けた西郷の人物像を分かりやすく伝えている。

 

  鹿児島市の鹿児島大学付属小学校(假屋園昭彦校長、全校児童862人)で寄贈式があり、児童代表が2冊を受け取った。同校は明治維新を授業で扱っており、児童が西郷隆盛の人柄や功績を学ぶ様子も公開された。

 

  書籍は県内全ての市町村教育委員会や小学校に順次郵送する。西郷隆盛関連本を寄贈②180123鹿