12人が全国大会へ 民謡民舞奄美連合大会 龍郷町

2018年04月30日

芸能・文化

自慢ののどを競った民謡民舞少年少女奄美連合大会=29日、龍郷町

自慢ののどを競った民謡民舞少年少女奄美連合大会=29日、龍郷町

  民謡民舞少年少女奄美連合大会(公益財団法人日本民謡協会奄美連合委員会主催)が29日、龍郷町りゅうゆう館であった。小学校低学年8人、同高学年16人、中学校20人の計44人が出場。12人が8月11、12日に東京で開かれる全国大会への切符を手にした。

 

 全国大会予選は北海道から奄美大島までの20地区で実施。出場者たちは緊張した表情を見せつつも、自慢の歌声を会場に響かせた。

 

 審査委員長の生元高男日本民謡協会奄美連合副委員長は「全体的に低い音の発声が課題。これからも島口(方言)の発音を大切にして堂々と歌い続けてほしい」と講評した。

 

 全国大会の出場権を得た入賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽小学校低学年 ①朝そら(山ゆり会)②奥野乃佳(ルリカケス会)▽同高学年 ①朝岡歩紀花(山ゆり会)②鈴木明(同)③徳永理咲(北大島)④千田真帆(山ゆり会)⑤村山遥(同)▽中学校 ①政木佳奈(喜界会)②萩原かほ(あやまる会)③宮村祐花(徳之島民研)④辻竜生(あやまる会)⑤村山慶次郎(山ゆり会)