パラ種目「ボッチャ」に挑戦 和泊小の児童
2021年01月14日
子ども・教育
和泊町の和泊小学校(福元哲勇校長、児童242人)で13日、オリンピック・パラリンピック競技体験会があった。児童たちはパラ正式種目の「ボッチャ」を楽しみながら、障がい者への理解も深めた。
競技体験会は、国や県などが進めるオリ・パラ・ムーブメント全国展開事業の一環。県は県内の小、中学校など17校をオリ・パラ教育推進校に指定し、講演会や競技体験会を開いている。奄美群島内の推進校は、和泊小、大和中、金久中の3校。
ボッチャは、重度脳性まひのある人などのためにヨーロッパで考案された。赤と青のボールを、2チームで投げ合い、目標球の白いボールにいかに近づけるかを競うスポーツ。
今回は鹿児島パラアスリートクラブの指導員が講師を務めた。児童たちは、ルールを学んだ後、ゲームを楽しみ、ボッチャの魅力に触れた。
初めてプレーした6年生の市來環君(12)は「ボールをコントロールするのは想像より難しく、頭も使うので奥の深いスポーツだと思った」と話した。
この日は、パラリンピックや障がい者スポーツについての講演会もあった。