プログラミングの基礎学ぶ 瀬戸内町の古仁屋高校
2021年01月13日
子ども・教育
瀬戸内町の県立古仁屋高校(重吉和久校長)1年生38人を対象としたプログラミング教室は12日、同校で始まった。町の将来を担う人材育成につなげようと町の助成を受けて開催する全6回6時間の授業で、初回はプログラミング言語の仕組みなど基礎を学んだ。
教室はこれまで町が主催し、校外で開いていたが、今年度から町、古仁屋高校、奄美情報処理専門学校(奄美市)が協力体制をとり、同校の授業(総合的な探究の時間)に組み入れた。講師は奄美情報処理専門学校長の福山洋志さんが務める。
授業では福山さんがプログラミング言語の仕組みについて説明した後、スロットゲームを作成するプログラミング練習に入った。この日はソフトウエアを立ち上げ、枠の大きさ調整や背景色を決めるなどの基本操作を習得。生徒は、不明な点は隣の同級生に聞くなどして協力しながら課題に取り組んでいた。
山下千颯さん(16)は「パソコンはこれまでも授業で触ったことはあるが、プログラミングは難しかった」、盛山夏歩さん(16)は「順調に進まなかったが、楽しかった」と話した。