与論高校が最優秀賞 モズク入りクリームコロッケ 高校生地産地消商品コンテスト 鹿児島市
2018年11月15日
子ども・教育
【鹿児島総局】県産食材を使った洋菓子や惣菜の出来栄えを競う第3回高校生地産地消商品開発コンテスト(よい食・環境鹿児島県民フォーラム主催)の最終審査会が14日、鹿児島市であった。県内7校(8作品)の代表が山の幸や海の幸をふんだんに使った創作品を発表。審査の結果、与論高校が惣菜部門で最優秀賞に輝いた。
コンテストは鹿児島の豊かな食を次代に伝えようと毎年開いている。スイーツと惣菜の両部門で1次審査を通過した各校の生徒がプレゼンテーション。食材やメニューの特徴を審査員に説明した。
与論高校は林茉奈佳さん(1年)と平良美結さん(1年)がモズク入りのクリームコロッケを発表した。「モズクは与論の海で育った天然の健康食品。魚が苦手な若者や子どもにもおいしく食べてほしい」と話し、調理法を紹介した。2人は緊張した表情を見せながらも、試食した審査員の質問に堂々と答えた。
最優秀賞に選ばれたメニューは商品化が検討される。