世界的ジャズプレーヤーと交流 奄美高校の吹奏楽部の部員ら
2020年01月30日
子ども・教育
世界で活躍するジャズプレーヤーのAndy・Suzuki(アンディ・スズキ)さん(54)と日本を代表するボサノバギタリストの木村純さん(69)が29日、奄美市名瀬の県立奄美高校の吹奏楽部(春田紗也加顧問、部員8人)と交流し、ボサノバの魅力を伝えた。
アンディさんはロサンゼルスに拠点を置く。2人はボサノボデュオユニットのライブのため来島した。ユニットは7年目で、年1回、日本ツアーのため来日している。
奄美でのライブは初めて。ライブの開催に協力している大野正喜さん(57)が同校の楽器を修理している縁で生徒たちに「世界的に活躍する演奏者の演奏に触れてもらおう」と企画した。
この日、吹奏楽部は自主練習日で、6人の生徒が参加した。2人は生徒たちから質問を受け、ビブラートや音の強弱のつけ方、表現法など、実際に演奏しながらアドバイス。「自分の中でリズムが強くなるとバンド全体が良くなる」などと語った。
2年の平愛海部長(17)は「初めて生でボサノバを聞いた。独特なリズムで聞き心地がよく癒やされた。表現の仕方がとても参考になった」と笑顔で話した。
アンディさんと木村さんは「私たちの演奏を聞いてボサノバを好きになってもらえたら」と話した。
ライブは奄美市名瀬のライブハウス「ASIVI」で30日午後7時半開演。