優秀安全運転で金賞受賞 沖永良部高校

2020年07月07日

子ども・教育

上井署長(右から2人目)から表彰状を受け取る沖永良部高校の生徒=6日、同校

上井署長(右から2人目)から表彰状を受け取る沖永良部高校の生徒=6日、同校

 県立沖永良部高校(室屋洋一校長、生徒253人)は1日付で、交通事故防止に貢献したとして優秀安全運転事業所・金賞を受賞した。県警本部長、自動車安全運転センター理事長の連名表彰。金賞(県内15事業所)は最高賞のプラチナ賞(同2事業所)に次ぐ賞で、県内の高校および奄美群島内の団体で唯一選ばれた。上井正一郎沖永良部署長が6日、同校を訪れ、生徒代表に表彰状を手渡した。

 

 表彰は自動車安全運転センターの県事務所と県警が年に3回のペースで実施。対象は生徒がバイク通学している高校や年間20件以上運転記録証明書の申請を行っている事業所など。今回は県内167団体が対象で計34団体が入賞した。

 

 同校のバイク通学生は114人。今回の受賞は過去1年間に交通事故と交通違反がゼロという実績が評価された。

 

 表彰状を受け取った同校生徒会交通委員長で商業科3年の上田秋斗さん(18)は「事故や違反がないように日ごろから生徒に注意を呼び掛けた成果。無事故・無違反は433日続いている。金賞を励みに今後も交通安全に心掛けたい」と話していた。