創立60年、節目祝う 奄美市伊津部小

2019年02月10日

子ども・教育

創立60周年記念式典で校歌を斉唱する児童ら=9日、奄美市名瀬の伊津部小

創立60周年記念式典で校歌を斉唱する児童ら=9日、奄美市名瀬の伊津部小

 奄美市立伊津部小学校(末吉正承校長、児童207人)の創立60周年記念式典が9日、同小体育館であった。来賓、保護者を含め400人が出席して節目を祝った。式典後、創立60周年記念学習発表会があった。

 

 式典のオープニングは同小出身の若手唄者、住姫乃さんが島唄で飾った。末吉校長は「伊津部小の発展は多くの方々の教育にかける情熱と子どもたちへの愛情のたまもの」と式辞。奄美市の朝山毅市長と要田要雄教育長が祝辞を贈った。

 

 児童代表の6年永山葵さんは感謝の言葉で「良い心はさらに伸ばし、社会の役に立つ思いやりあふれる人間になれるよう努力し続けたい。伊津部小の伝統をしっかり受け継いでいけるよう私たちを優しく時には厳しく見守ってほしい」と述べた。

 

 同小は1959(昭和34)年、児童数増加に伴い名瀬市街地3校目の小学校として新設された。卒業生は7860人。校訓は「やるならやるでしゃんとやれ」。