各種体験に笑顔 恒例行事、親子で楽しむ 奄美少年自然の家
2022年05月06日
子ども・教育

体験ブースで火起こしに挑戦する親子=5日、県奄美少年自然の家
奄美市名瀬の県奄美少年自然の家(肥後昭文所長)で5日、恒例の「ハアサキこどもの日フェスタ」が開かれた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。ステージパフォーマンスや各種体験ブースなどがあり、会場は大勢の親子連れでにぎわった。
イベントは体験・創作活動などを通して、家族のふれあいや参加者同士の交流を促すことが目的。健康チェックシートの記入や消毒、検温など感染対策を徹底して開催した。
あいにくの雨天で自然観察などの屋外イベントは中止となったが、屋内には10種類以上の体験ブースを設置。子どもたちはヨーヨー釣りやストラップづくり、火起こしなど、さまざまなゲームや創作を楽しんでいた。
ステージパフォーマンスには伊津部小学校さざ波バンドと大島高校書道部が出演。三味線とチヂン(太鼓)を使った元気いっぱいの演奏やダイナミックな書道パフォーマンスで会場を盛り上げた。
家族と訪れた名瀬小3年の米田花さん(8)は「スーパーボールすくいで12個もとれた。ブレスレットも作ったりして楽しかった」と笑顔で話した。
同施設の中山大樹研修主事(48)は「たくさんの子どもたちの笑顔が見られて良かった。少年自然の家の取り組みついても知ってもらういい機会になった」と語った。