奄美看護福祉専門学校で学校祭
2018年11月18日
子ども・教育
奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)で17日、第22回「奄専祭」があった。学生や地域住民が多彩なステージ発表を展開。模擬店や展示作品もあり、訪れた約400人を楽しませた。
今年のテーマは「刻~平成最後の奄専祭~」。ステージ発表は各学科や部活動が劇やダンス、バンド演奏などを披露。古見方へき地保育所や小湊小学校の子どもたちも登場し、舞台に花を添えた。
展示は学科ごとに学習成果をまとめたものに加え、無謀運転に巻き込まれて亡くなった犠牲者を追悼するパネル展「生命のメッセージ展」もあった。
会場には同窓会や各学科の模擬店が並び、軽食を販売。バルーンアートやスタンプラリーもあり、親子連れでにぎわった。
学校祭実行委員長の油井美緒さん(32)=看護学科2年=は「準備の段階からみんなで声を掛け合ってつくってきた。感謝しかない。奄専祭の思い出を記憶の中に刻んで、今後の励みにしてほしい」と話していた。