奄美看護福祉専門学校2学科58人が入学
2019年04月14日
子ども・教育
奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)で13日、第25回入学式があった。医療や福祉など各分野の専門技術習得を目指し、2学科に58人が入学。新たな学校生活のスタートを切った。
向井校長は「今の気持ちを3年間卒業まで持ち続け、必ず自分の目標を成し遂げて。自然豊かで人情味あふれる結の島奄美で豊かな心と思いやりを育んでほしい」と式辞。同校を運営する学校法人日章学園の後藤洋一理事長の告辞(代読)に続き、朝山毅奄美市長ら来賓からも祝いの言葉が贈られた。
新入生を代表し、看護学科の泉みなみさんが「つらいことから逃げず自ら進んで多くの経験をし、たくさんの人々と意見を交わして自分の考えの筋を作ることを目指す。資格取得を成し遂げ、社会に貢献していきたい」と誓いの言葉を述べた。
在校生を代表して学生会長の稲福繁男さん(看護学科3年)は「奄美の自然に触れ、人情厚い人々と語り合い、それぞれの夢に向かう力にしてください」と呼び掛けた。
式には同校卒業生で唄者の前山真吾さんが駆け付け、後輩たちを島唄で祝福した。
入学者の学科別内訳は看護40人、こども・かいご福祉18人。本年度から調理師養成学科とビジネス情報学科の募集は停止している。沖縄、福岡、大阪、兵庫など県外からも17人が入学した。