小中高で始業式 奄美群島
2021年01月09日
子ども・教育
奄美群島の小、中学校と高校で8日、3学期の始業式があった。14日間の冬休みを終えて登校してきた子どもたちは、クリスマスや正月の思い出を振り返りながら勉強や部活動などで新たな目標を掲げ、55日と最も短い新学期のスタートを切った。
奄美市住用町の東城小中学校(川上徹校長)では、児童生徒27人全員の元気な顔がそろった。始業式は多目的室であり、代表2人が冬休みの反省と3学期の目標を発表した。
小学1年生の納壱琉君(7)は「冬休みの一番の思い出はたこ作り。苦手な国語の漢字の練習と音読を頑張った。3学期は読書と家の手伝いをして、食べ物の好き嫌いを少なくする。友達と元気に仲良く遊んで勉強や運動を頑張りたい」。
中学3年生の厚夢香さん(15)は「受験は団体戦と言うように、同級生はもちろん、たくさんの人に支えられているということを忘れず勉強に取り組む。3学期の目標は受験合格」と誓った。
川上校長は「丑年、どっしりとゆっくりと着実に目標に向かって進んでほしい。3学期は短い。学年のまとめをしっかりとして、一日一日を楽しく過ごそう」と話し、感染拡大が続く新型コロナウイルスについて改めて予防徹底を呼び掛けた。