川遊びでおもてなし 龍郷町児童クと交流 大和村の名音大学
2020年09月22日
子ども・教育
大和村名音集落の地域興しに取り組む有志グループ「名音大学」(國副平剛学長)は21日、集落内の名音川で交流会を開いた。龍郷町の一般社団法人ドラゴンキッズクラブ(節和美奈子代表理事)の利用者ら約30人が訪れ、村内の子どもたちと川遊びを満喫。シマの自然を堪能した。
ドラゴンキッズクラブは、龍郷町初の民間の放課後児童クラブで、今年7月開所した。
今回の企画は、節和さんと交流のあった國副さんが8月に実施した名音子ども会の川遊び活動を紹介したことがきっかけ。野外活動を多く取り入れているというキッズクラブから「子どもたちを遊ばせたい」と依頼があり、名音大学が遊具や昼食を用意して参加者をもてなした。
子どもたちは水鉄砲やビーチボール、浮き輪などを使って冷たい川で大はしゃぎ。浅瀬に設置したテーブルセットでの昼食もそこそこに、名音川に架かる橋から水面へロープを垂らした即席ブランコに列を作っていた。
龍郷町の南絆奈さん(8)=大勝小3年=は「みんなと一緒にボールで遊ぶのが楽しかった。ちょっと寒かったけど、来年の夏にまた遊びに来たい」と笑顔。
大和村の勝山洸太郎君(10)=大棚小5年=は「川は波を被らずに浮くことができていい。(龍郷の子たちと)友達みたいになれて楽しかった」と話した。