手かさぎのキビ収穫体験 天城小学校
2021年02月11日
子ども・教育
【徳之島総局】天城町立天城小学校(富林弘智校長、児童110人)は10日、同校近くのサトウキビ畑でキビ収穫体験を行った。同校の5年生19人と保護者、地域住民ら約40人が参加。昔ながらの手刈りで収穫作業に汗を流した。
同校の5年生はキビ生産体験学習の一環で、植え付けから収穫、作った黒糖の販売を実践している。児童らは昨年3月に春植えを行った約3㌃の畑で収穫を開始。鎌を使い刈り倒したキビの葉を1本ずつ丁寧に落とし、束にくくって積み上げ、約2時間で2㌧を収穫した。
初めて収穫作業を体験した瀬尾龍神君(11)は「葉を落とす作業が大変だったけど楽しかった。昔の人たちは手作業で収穫していたと聞き、すごいと思った」と話した。
13日には町内の黒糖作業場で黒糖づくりを体験し、27日に町防災センターで黒糖販売活動を行う予定。