文科大臣表彰に龍郷町 学校給食で全国6施設に ミキなど郷土食献立評価
2018年12月12日
子ども・教育
2018年度の学校給食文部科学大臣表彰で、優良共同調理場の全国6施設に龍郷町立学校給食センター(中村恭作所長)が選ばれた。衛生管理や郷土食の献立などが評価された。11日、龍郷町役場町長室で伝達式があり、中村所長は「全職員の日頃の努力のおかげ」と喜んだ。
同センターは調理員11人、配送員2人、事務職員1人と坂元生代栄養教諭で町内小中学校へ670食分の給食を提供している。徹底した衛生管理のほか、旧暦のアラセツ(新節)の日に赤飯と伝統飲料ミキを出すなどの地域文化に密着した献立づくりや地産地消の取り組みに力を入れているという。
伝達式で坂元栄養教諭は「センター設立から14年だが、一人一人の衛生意識が高い。受賞は周りの皆さんのおかげ」と感謝。竹田泰典町長は「職員が一体となって地域の子どもたちへ地元の味を届けてくださっている。努力の成果だと伝えてほしい」と話した。