新入生15人迎え、入学式 奄美情報処理専門学校
2019年04月13日
子ども・教育
奄美市名瀬の奄美情報処理専門学校(福山洋志校長)の入学式が12日、名瀬の県立奄美図書館であった。新入生は15人で、このうち3人はベトナムからの留学生。保護者や関係者らが見守る中、高度な情報技術を学ぶために新たなスタートを切った。
福山校長は「コンピューターに使われず、使いこなすために一歩ずつ学んでいこう。日本を支える核となれるようなスペシャルエンジニアを目指してほしい」と式辞を述べた。
新入生を代表して正深那海さん(18)=奄美高校卒=は「小中高と違い、専門的な知識を身に付ける必要がある。奄美大島の大自然の中で、素晴らしい仲間たちとお互いに良い影響を与え合い、何事にも全力で取り組み、充実した学生生活を送ることを誓います」とあいさつ。
在校生を代表して渡斎樹さん(19)は「コンピューター技術は場所を取らず、(環境が整っていれば)離島のハンディも全くない。よき先輩、よきライバルとして切磋琢磨(せっさたくま)し合いながら共に成長していきたい」と歓迎した。
同校は新入生に授業で使用するノートパソコンを貸与する。2年間でコンピュータープログラムなどの技術を習得すると、卒業時にプレゼントされる。