新学期スタート、学校行事に期待 小中高校で始業式 奄美群島
2024年09月03日
子ども・教育
奄美群島のほとんどの小中高校で2日、2学期の始業式が行われた。夏休み明けで日に焼けた児童生徒たちは、早朝から元気に登校。久しぶりに顔を合わせたクラスメートや先生とあいさつを交わし、新学期に待ち受けるたくさんの行事に期待を膨らませた。
龍郷町赤尾木の赤徳小中学校(長野素子校長、児童生徒127人)では、体育館で始業式を実施。児童生徒代表2人が夏休みの思い出と2学期の意気込みなどを発表した。
要田朝陽(あさひ)君(小学5年)は、沖永良部島に行ってミュージカル鑑賞をしたことや、大和村のマテリヤの滝で遊んだ思い出について話し「自然や文化に触れた夏休みだった」と振り返った。
小林柚乃(ゆの)さん(中学1年)は「忙しい2学期。中学生はたくさんテストもある。体調に気を付けながら頑張っていきましょう」と力を込めた。
この日は、8月31日付で着任した長野校長が初めて児童生徒と対面。あいさつでは「優しさが人と人をつなぐ。自分に優しく、人に優しく、心と体を鍛える2学期にしていきましょう」と呼び掛けた。
最後は全員で元気よく校歌斉唱。児童生徒らは、運動会や文化祭などたくさんの行事を心待ちにしながら、最も長い2学期のスタートを切った。