樟南第二高2年の西元さん、納沢さん 全商6種目で1級
2020年03月28日
子ども・教育
樟南第二高校商業科2年の西元ひまわりさんと納沢真愛実さんは2月までに、公益財団法人全国商業高等学校協会(全商)が主催する検定6種目で1級、日商簿記検定2級を取得した。2年生での全商検定6種目1級取得は珍しく、関係者を喜ばせている。
2人は全商の簿記検定、商業経済検定、珠算電卓実務検定、情報処理検定(ビジネス情報部門)、ビジネス文書検定の1級をそろって取得しているほか、西元さんは全商英語検定、納沢さんは全商情報処理検定(プログラミング部門)の1級も取得した。
昨年末からは税理士や公認会計士を目指す社会人などが受験する日商簿記検定2級の合格に向けて勉強を重ね、大島地区で受験した13人中、合格した4人に入った。
西元さんは「日商簿記2級の勉強は理解するのが大変だったので、合格できてうれしかった。次はもっと難しい検定にチャレンジしたい」、納沢さんは「進路は未定だが、職業選択の幅を広げられるよう1種目でも多く1級取得を目指したい」と話した。
指導する山元祥平教諭は「全商検定9種目で1級を取得するのは、全国で100人もいないくらい難しい。2年生までに6種目で1級合格した2人は9種目合格のチャンスはある。本人たちの頑張り次第」と期待を込めた。