絵本作家招き作品づくり 伊仙町わかば保育園
2019年01月12日
子ども・教育
【徳之島総局】伊仙町のわかば保育園(児玉純一園長)は11日、絵本作家の木村太亮さん(58)=東京都三鷹市=を招いてオリジナルアートづくりを行った。園児たちは厚手の布の上に絵の具で足跡をつけるなど、楽しみながら制作を体験した。
木村さんは約20年前から、楽しみながら作品を仕上げるアートワークショップ「楽描(らくがき)」を全国各地で主催している。園児らの芸術への関心を高めようと、同園は5年ぶりに木村さんを招いた。
この日は3~5歳児の51人が参加した。園児たちは黄色、ピンクなど5色の絵の具を足につけ、縦1㍍、横6㍍の布の上で動き回って足跡を記した。絵の具が乾いた後は、一人ずつ「目」を描いて生き物の存在を表現して作品を仕上げた。
前元楓翔君(6)は「足跡をつけるのが面白かった」と笑顔。木村さんは「子どもたちの記憶に楽しく描いたことが残ることが大事。この中から一人でも絵に興味を持ってもらえたら」と話した。
作品は2月9日に同園の発表会で展示する。