舞台・展示で成果披露 沖永良部高文化祭 書道、演劇、巨大アートも
2022年06月05日
子ども・教育
県立沖永良部高校(室屋洋一校長、生徒244人)の文化祭が4日、同校であり、生徒たちが舞台や展示で日頃の成果を発表した。
今年のテーマは「蒼春~巻き起こせ笑顔の嵐」。舞台のオープニングは書道部による書道パフォーマンス。同テーマで筆を振るい、ブラックライトで文字を光らせて盛り上げた。エイサー部は1年生も初舞台を踏み、「永良部百合の花」で力強い演舞を披露。3年生1~3クラスはそれぞれ劇やダンスを織り交ぜたステージで観客を楽しませた。
展示部門ではA4サイズの作文用紙250枚を使った縦約3㍍×横約4㍍の手書きモザイクアートや、紙で作ったミニチュア世界遺産などが目を引いていた。
昨年と同様、新型コロナウイルス感染防止策で校外からの観客は招かなかったが、今年はこまめな換気や座席の間隔を開けるなど工夫し、全校生徒が会場で鑑賞できるようにした。
2年で生徒会執行部文化委員長の吉田陽向さん(16)は「生徒会をはじめ文化委員も協力して準備を進め、今日はその成果を発揮できたと思う。今年は1、2年生も会場で鑑賞することができたのがよかった」と話した。
前日は1、2年生代表者による弁論大会もあった。