９２５作品から１５人入賞　学校賞は小宿小　ハブ咬傷予防対策ポスターコン

２０２３年度ハブ咬傷（こうしょう）予防対策ポスターコンクールの表彰式が３日、奄美大島と徳之島であった。両島の小学校５９校から９２５作品の応募があり、低学年、中学年、高学年の３部門で１５人が入賞した。学校賞には奄美市立小宿小学校が選ばれた。

 

奄美市名瀬の県大島支庁であった表彰式には入賞した児童８人と小宿小の岩戸修二校長が出席。コンクールを主催するハブ対策推進協議会会長の新川康枝支庁長から表彰状が手渡された。

 

２年連続高学年の部で最優秀賞を受賞した小宿小６年の栫虹晴さん（１２）は「今年も選ばれるとは思っていなかったのでうれしい。ハブの模様が浮き出るように工夫して、山や畑などで作業している人に気を付けてほしいという思いを込めて描いた」と話した。

 

 

最優秀賞と優秀賞の作品はハブ咬傷予防を啓発するポスターに掲載され、空港や港、主要施設などに掲示される。学校賞以外の入賞者は次の通り。（敬称略）

 

【低学年の部】▽最優秀賞　濵﨑あきの（名瀬２年）▽優秀賞　太山輝真（伊仙１年）▽入選　久原慎喜（大川２年）、白山葵（亀津２年）、有吉蓮（朝日１年）

 

【中学年の部】▽最優秀賞　泉心絢（小宿３年）▽優秀賞　池畑海莉（母間４年）▽入選　常田朔（朝日４年）、斉藤きい（古仁屋４年）、福岡椿（亀津３年）

 

【高学年の部】▽最優秀賞　栫虹晴（小宿６年）▽優秀賞　榮睦月（知根６年）▽入選　幸優愛（亀津６年）、角川結（岡前６年）、常龍之助（馬根５年）