「交通安全に役立てて」 新1年生へランドセルカバー贈呈 奄美地区安管協、交安協

2025年03月28日

子ども・教育

交通安全2団体が寄贈したランドセルカバーと安全ステッカーを持つ関係者ら=27日、奄美市名瀬

奄美地区安全運転管理協議会(有村忠洋会長)と県交通安全協会奄美地区協会(竹山耕平会長)は27日、奄美市教育委員会に交通安全ランドセルカバーと路面貼り付け型の安全ステッカーを寄贈した。新入学児童の安全を守るためのもので、両会長から寄贈品を受け取った向美芳教育長は「年度初めは交通事故が増える時期。カバーやステッカーの有効活用に向け、各学校に働き掛けたい」と感謝した。

 

寄贈は毎年恒例で、両団体は奄美大島の奄美署管内(奄美市、大和村、龍郷町)の新小学1年生を対象にしている。今年は3市町村で426人(26日時点)が入学予定。

 

贈呈式は奄美市役所であり、有村会長は歩行者や自転車に乗っている人に左右確認を促すステッカーについて「通学路などを確認し、狭い道や車の死角になりそうな場所で活用してほしい」と伝えた。

 

竹山会長は「黄色いランドセルカバーは新1年生の目印。運転手の皆さんは優しい気持ちで安全運転を」と呼び掛けた。

 

奄美市では4月4日に、春の全国交通安全運動開始式と街頭キャンペーンが予定されている。