空気砲や熱気球に笑顔 子どもら対象に科学の祭典 理科の面白さ体験 知名町

2022年01月31日

子ども・教育

水蒸気の性質を確かめる実験を体験する来場者ら=30日、知名町

【沖永良部総局】青少年のための科学の祭典(知名町青少年育成連絡協議会主催)が30日、同町のあしびの郷・ちなであった。水蒸気や熱の力を使った実験ブースなどが設けられ、子どもたちは体験活動を通して理科の魅力に触れた。

 

科学の祭典は、子どもたちの理科への関心を高めようと企画。2015年から毎年開催されている。

 

今回は、沖永良部島内の小中学校や沖永良部署などが12種類の実験ブースを設け、会場は、親子連れなど大勢の来場者でにぎわった。子どもたちは、段ボールで作った「空気砲」や、実験用ガスコンロで手作りビニール気球を飛ばす「かんたん熱気球」などを楽しそうに体験した。

 

水蒸気が液体になる時の圧力変化を利用した噴水の実験をした知名町の勝馬咲莉さん(5)は「ちょっと熱かったけど、楽しかった」と笑顔で話した。