衛生看護科16人が戴帽式 奄美高校

2018年11月08日

子ども・教育

「戴帽の儀」でナースキャップを授かる生徒=7日、奄美高校

「戴帽の儀」でナースキャップを授かる生徒=7日、奄美高校

 奄美市名瀬の県立奄美高校(堀之内尚郎校長)で7日、衛生看護科の第43回戴帽式があった。基礎教育を終えた2年生16人がナースキャップを授与され、奉仕と博愛の精神を新たにした。生徒は12日から、県立大島病院と奄美病院で初の病院実習に臨む。

 

 式では、厳かな雰囲気の中、生徒一人一人がナースキャップを授かった後、ともしびを掲げ「われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身をささげん」とナイチンゲール誓詞を朗読した。

 

 式辞で、堀之内校長は「実習では患者や家族とのコミュニケーションを大切にしながら、患者に寄り添った看護を」と助言。同科3年の里梨沙さんは「つらいときもあると思うが、仲間と共に実習が次のステップへの意味あるものになることを願っている」と激励した。

 

 生徒を代表して山元星来さんは「やりがいのある素晴らしい職業。ここで誓ったことを胸に、クラス全員で支え合い、頑張っていきたい」と決意を述べた。