1週間遅れの始業式 奄美市、龍郷町

2022年01月18日

子ども・教育

リモートで校長先生の話しを聞く児童ら=17日、奄美市名瀬

奄美市と龍郷町の小中高校で17日、3学期の始業式があった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校により約1週間遅れて学校が再開。久しぶりに登校した子どもたちは、冬休みの思い出を振り返り3学期へ気持ちを新たにした。

 

奄美市名瀬の奄美小学校(吉峯進校長、児童413人)では、2学期に続き、2回目のリモート(遠隔)方式で始業式を実施。各教室の電子黒板やタブレットを活用し、吉峯校長や児童代表が話す様子を校長室から中継した。

 

式冒頭では、児童代表が冬休みの思い出と新学期の目標を発表。2年生の池島大和君(8)は「冬休みは家族でカラオケをしておせちを食べた。3学期は算数の分数を頑張りたい」、5年生の津畑杏朱さん(11)は「6年生になる準備をし、奄美小のリーダーになれるよう明るく元気に過ごしたい」とそれぞれ話した。

 

学校生活での感染対策として、毎日の体調確認やマスク着用、こまめな手洗いうがいなどを呼び掛けた吉峯校長は「みんなで力を合わせできることをしっかりして、コロナで苦しい時期を乗り越えていきましょう」と児童らにエールを送った。