ゼロカーボンシティ実現へ エスプールと包括連携協定 和泊町
2024年03月30日
政治・行政
和泊町は29日、エスプール(本社東京都、浦上壮平代表取締役会長兼社長)と包括連携協定を結んだ。それぞれの資源や機能の活用を図りながらゼロカーボンシティの実現、地域の発展に寄与するとした。
エスプールは、全国各地で自治体のゼロカーボンシティに関わる事業を総合的に支援している。包括連携協定の締結はこれで14自治体目で、離島、鹿児島県では初めて。
この日は町役場で協定締結式があり、同社自治体環境みらいカンパニーの山口夏姫カンパニー長と前登志朗町長が協定書に署名した。前町長は「沖永良部島の取り組みが全国の全ての離島のひな型になると考えている。しっかり進めていく上で、エスプールのさまざまな知見を活用させてもらいたい。住民への啓蒙活動にも協力してほしい」とあいさつ。
山口カンパニー長は「これまで培ったノウハウ、知識、知見と最新の技術を生かし、今回の連携を進めさせていただきたい。市民や企業に分かりやすいよう、弊社の『みんなの算定』システムを導入し、CO2の見える化というところから取り組みたい」と述べた。