名柄トンネル安全祈願/来春完成―宇検村

2015年07月23日

政治・行政

名柄トンネルの前で神事を執り行う関係者=22日、宇検村名柄

名柄トンネルの前で神事を執り行う関係者=22日、宇検村名柄

 県が宇検村の名柄―佐念間で整備を進めている名柄トンネルの本体工事着工に伴う安全祈願祭が22日、現地で行われた。工事関係者ら約60人が出席し、工期中の無事故を願った。
 同区間は道幅が狭く、急カーブが続く交通の難所。本体工事を前に2004年度から事業が始まり、県道曽津高崎線(事業区間3・2㌔)の2車線化工事を進めてきた。トンネル(延長138㍍)の完成で約120㍍短縮される。事業費は5億8千万円。国が7割、県が3割を負担し、16年5月の完工を見込む。