和泊町新庁舎本体工事が完了
2018年12月26日
政治・行政
今年1月に着工した和泊町新庁舎の本体工事が24日までに完了した。25日に施工業者から町へ新庁舎の引き渡しが行われ、同日から職員による引っ越し作業が進められている。新庁舎での業務は年明け1月4日に開始する。
新庁舎は鉄筋コンクリート造り2階建て。延べ床面積約3256平方メートル。1階は町民支援課や保健福祉課など、主に町民が多く利用する課を中心に配置。多目的ホールや相談室なども設けた。
2階は総務課、企画課、教育委員会などを配置。議会議場や3役の執務室もあり、バリアフリーの観点から各階を結ぶエレベーターを設置した。
同日は経済課、耕地課、企画課、教育委員会事務局などが引っ越し作業を開始。机や棚、資料などを新庁舎へ次々と運び込み、職員で話し合いながら課内に配置した。
工事期間中、庁舎から離れた町中央公民館で業務を行っていた教育委員会事務局の職員もトラックを使い、荷物の運搬作業に汗を流していた。竹下安秀教育長は「新しい立派な庁舎が完成し、職員の業務効率も上がると思う。新庁舎を活用し、町民の皆さんに役立てるよう頑張っていきたい」と話した。
町総務課によると、年内は旧庁舎での窓口対応となり、28日の仕事納めに合わせて閉庁式を行う。1月4日から窓口対応が新庁舎に移り変わる。これまで別館で業務をしていた教育委員会、企画課、土木課、生活環境課、保健センターも新庁舎に移る。
総務課は「外構工事や駐車場整備は現在も続いており、1月中旬に旧庁舎の解体も始まる。町民の皆さんには引き続き工事で迷惑をかけるが、理解と協力をお願いしたい」としている。