喜界、根絶目標23年度に/アリモドキゾウムシ全島一斉防除へ
2017年06月27日
政治・行政
農水省主催の「特殊害虫防除検討会」が26日、鹿児島市であり、国の助成を受け県が喜界島をモデルに実施しているアリモドキゾウムシ根絶防除事業の見直し方針を了承した。新方針では、島内を区分しての防除から島全域を対象とした大規模一斉防除に切り替えた。「2023(平成35)年度内」とする根絶目標も初めて設定した。農水省によると、県要望を受けての転換。県は本年度中に一斉防除への移行を進める。検討会は27日まで。