奄美市議会 新議長に与氏、副議長に奥氏
2019年11月26日
政治・行政
奄美市議会の改選後初議会となる臨時会が25日開かれた。正副議長選挙があり、議長に与勝広氏(59)=公明、副議長に奥輝人氏(58)=自民=を選出。就任あいさつで与氏は「政党会派やイデオロギーを超えて公正、公平、平等な議会運営に努める」、奥氏は「緊張感やスピード感を持ち、22人一致団結して市民の負託に応えられるよう頑張りたい」とそれぞれ抱負を語った。議会運営委員会と常任委員会の構成を決めた。
議長選は開会直後に自民系議員から休憩動議が出され、30分後に再開。全22議員による投票結果は与氏13、多田義一氏(自民奄美)9となった。
続く副議長選も15分間の休憩を挟んで投票が行われた。結果は奥氏10、西公郎氏(自民奄美)9、関誠之氏(社民)3。
与氏は奄美市名瀬出身。大島高校卒。旧名瀬市議2期を経て奄美市議4期目。副議長や産業経済委員長などを務めた。
奥氏は笠利町節田出身。旧笠利町議1期を経て市議4期目。
朝山毅市長があいさつに立ち、「行政と議会が切磋琢磨(せっさたくま)し、両輪となって市勢発展に取り組むことで誇りある奄美市の将来につながると確信している」と述べた。